アンチエイジング。
日本語では、「抗加齢」と訳されることが多いようです。
漢字にすると全然そんな気はしないのですが、アンチエイジングという表記を見ると、、「老化を防ぐ」というよりは、「老化を逆行させて、どんどん若返る」という雰囲気を感じてしまいます。
実際、「若がえり」と訳しているところもありますから、こう感じるのも、あながち私だけではないはず。
まぁ、そんなことは医学的にも不可能なのは重々承知ですが、世間でも、どうもその実際の効果以上に、「アンチエイジング」という言葉が、一人歩きしてるような気がしています。
この「アンチエイジング」という言葉がもてはやされるようになったキッカケは、影響力のあるテレビ番組で取り上げられたため。
有名な某健康バラエティ番組で、「コエンザイムQ10」が若返りの特効薬のように放送されたからです。
しかし結局、それを見て飛びついた人も、それほどの効果は感じられなかったのか、ピークの2004年に比べると、現在コエンザイム関連の売上は、4分の1以下まで減ってしまったようです。
それでも今現在、「アンチエイジング効果」を謳ったサプリメントは、数多く販売されていて、この「コエンザイムQ10」を筆頭に、「αリポ酸」「大豆イソフラボン」「L-カルニチン」「白金(プラチナ)ナノコロイド」など、メーカーは新商品開発に力を入れ続けています。
只、こういうサプリメント類は継続してこそ効果があるもの。
1ヶ月程度続けたところで、その効果はタカが知れているでしょう。
個人的には、それ以前に、健康で長寿を願うのであれば、もっと見直すべきところは山ほどあるのではないかと思います。
何が言いたいのかというと、「水素水」やら「コエンザイムQ10」などアンチエイジング効果があると持てはやされているようなものは、それ以外の健康・長寿対策を全て行っている人が、最後に手を出すものではないかということです。
水素水を毎日、180ml 飲んでいたとしても、毎日、添加物たっぷりのコンビニのオニギリを食べていたり、マクドナルドのハンバーガーを食べていたりしていると、本末転倒なわけです。
ここまで言うと例えが極端ですが、それにしても、現代の偏りがちな食生活事情では、1日に必要といわれるビタミン類の栄養素を、きっちり取っていない人は少ないはず。
きっちり野菜を摂ってるつもりでも、野菜に含まれている栄養素は、年々減ってきていると言われていますから。
そんな状態で、まだ臨床結果もはっきり出ていない「水素水」に手を出すのは、少し順番が違うのではと思うのです。
まだ、気をつけるべきことは他にあるだろうと言いたい。
まぁ、うまく乗せるマスコミにも原因があると思いますが、踊らされる方も踊らされる方です。
私としては、水素水に月1万円を投じる余裕があるなら、栄養成分がはっきりしているビタミン錠でも飲んでる方が、よっぽどマシだと思います。
それ以外にも、月1万あればスポーツジムにも通えますし、もっと効果がきっちり立証されている健康対策も行えるでしょう。
ということで、現段階で「水素水」に手を出すのは、それ以外の健康対策を全て行っている健康オタクの人だけで十分。
くれぐれも、ディストリビューターの甘言に踊らされないようにしたいものですね。